「教えて!あんしん電気さかいくん」コラム Vol.27

電気自動車(EV・PHEV)充電コンセント ~新方式スマートメーター分岐~

こんにちは。あんしん電気さかい 酒井央員(ひさかず)です。
今回は、電気自動車(EV・PHEV)の充電コンセントの作業実例をご紹介します。

近年、「カーボンニュートラル」、「脱炭素社会」などの言葉をよく耳にするようになりました。簡単に言うと、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの排出量を抑えましょうという取り組みです。「脱ガソリン車」という世界の潮流は、今度ますます加速して電気自動車(EV)の普及がさらに進み、各ご家庭に電気自動車(EV・PHEV)用の充電コンセントが必要になってくる事が予想されます。

電気自動車(EV・PHEV)充電コンセントの種類・充電時間

例えばプリウスPHEV の場合

ご家庭で充電する場合、今ある屋外の防水コンセント(100V)で簡単に充電可能です(普通充電)。しかし、充電時間が
約14時間と非常に時間が掛かってしまいます。200V充電なら、充電を満タンにするのに約2時間20分で済みますが、
ご家庭に200Vの充電コンセントの設備がない場合、設置工事が必要になります。

200V充電コンセントの電源は専用回路が必要!

200V充電コンセントの電源は、単相200Vの専用回路が必要となります。写真の様に、宅内の分電盤から、屋外の充電コンセントまでケーブルを配線する工事が必要となります。分電盤に空き回路や増設用のスペースが必要となります。
また電源配線工事では、天井内や床下を配線したり、外壁面をビニールパイプなど使って配管したり、お庭を掘って地中に配管したりと各ご家庭の環境により工事費用は様々です。

あんしん電気さかいなら、お客様の家の環境にあった工事方法を、ご提案いたします。スマートメーター分岐という新しい工事の仕方をご紹介いたします。

新方式 スマートメーター分岐がオススメ!

電気メーター付近に、充電コンセントを設置するなら、スマートメーターから電源を分岐するスマートメーター分岐がオススメです!
場合によっては、分電盤から専用回路を配線するより工事費を抑えられる場合もあります。

【スマートメーター分岐の条件】
・電気メーター付近に、充電コンセントを設置する
・充電コンセント、開閉器箱の設置スペースがある
・電気のメーターを、スマートメーターになっている
 (電力会社に申請で変更可能)
・電力会社の契約が「スマートメーターSB」になっている
 (電力会社に申請で変更可能)

※充電コンセントの工事について、各自動車メーカーの推奨工事仕様をご確認ください。

充電コンセントの種類

家庭用の充電コンセントには、様々なタイプがあります。

・充電ケーブルが収納できるキャビネットタイプ
付属の充電ケーブを、本体内にすべて収納が可能です。充電時以外は、ケーブルを隠すことができるので安心です。扉には鍵付ハンドルを採用しています。

・屋外コンセントタイプ
保護カバー、簡易鍵を装備しているタイプがオススメです。
保護カバーを閉め、簡易鍵を施錠すれば、コンセントの差込口や充電ケーブルのいたずら防止に効果があります。
また、電源スイッチも簡易鍵付きなので盗電防止になります。
雨天時もスイッチOFFで、ケーブルの抜き差しも安心です。

なぜスマートメーター分岐は、電力会社の申請が必要なのか!

スマートメーター分岐をする場合、「スマートメーターSB」になっている必要があります。
サービスブレーカー(写真の紫色のブレーカー)は、電力会社との「契約用のブレーカー」です。契約しているサービスブレーカーの前(一次側)から、電気を使用する事はできません。この場合、電気メーターの所から電気をとると、盗電になってしまいます。

スマートメーターSBで契約するように電力会社に申請を行えば、スマートメーターの後(二次側)で電気を使っても問題はありません。
写真の様に、分電盤にサービスブレーカーが付いているお宅は、電気工事屋さんを通じて電力会社に「設備変更」の申請が必要となります。

今回工事の電気設備系統図

スマートメーターとは?

サービスブレーカーは、電力会社の契約用のブレーカーです。電力会社の持ち物です。
写真の紫色のサービスブレーカーには「50A」と書いてあるので、電力会社との契約容量は「50アンペア」となります。ご自宅で電気を契約アンペア以上の50A以上の電気を使うと、サービスブレーカーが切れて電気が遮断されます。

サービスブレーカーとは?

電気のメーターが、アナログ式からスマートメーターに変わり、サービスブレーカーの機能がスマートメーターに内蔵されました。ご自宅で電気を契約アンペア以上使うと、スマートメーターで電気を遮断します。数秒間待つと自動的に電気を復旧してくれます。サービスブレーカーを入れに行く必要もありません。
また、電気の契約容量の変更時も、従来のようにサービスブレーカーを取り替える電力会社の作業はいりません。スマートメーターなら、電力会社に電話連絡するだけで契約容量を変更できます。
サービスブレーカーを外す時、分電盤の製造年月日を確認しましょう!
サービスブレーカーを外して、スマートメーター分岐して充電コンセントを設置する場合、必ず分電盤を取り替える必要はありません。写真のお宅は、分電盤が製造より24年経過していたので、お客様のご要望もあり分電盤を交換させていただきました。
築20年経過している方は、下記のコラムをご覧ください!

コラム Vol.7 →分電盤は大切な役割とは?その寿命と交換目安13年!

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