「教えて!あんしん電気さかいくん」コラム Vol.35

【熱中症対策 「暑熱順化」とは】夏本番前、今から始める暑さ対策とは?

【体が暑さになれていない、5月でも熱中症対策を!】

夏の暑い時期になるのが「熱中症」です。しかし実際は5月のゴールデンウィーク頃から、熱中症による救急搬送が増えてくるという統計がでています。あまり知られていませんが、「暑熱順化」で気温が暑くなる前に熱中症対策ができます。
夏本番前に、自身の体家の中の暑さ対策の準備を進めていきましょう!

【暑熱順課=暑さに体が慣れること】

暑熱順化(しょねつじゅんか)とは、体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。しかし暑さに慣れていない時期は、気温の上昇に適応できずに熱中症になる危険性が高まります。また1日の寒暖差だけでなく、前日との気温差が大きい時も、体は気温上昇についていけず、熱中症をなることがあります。体を暑さに慣れさせることが重要なため、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。

【暑熱順化ができず熱中症に注意が必要な時期】

・5月の暑い日
・梅雨の晴れ間
・梅雨明け
・お盆明け

【暑熱順化によって体温コントロール!】

体は体温が上がると、汗をかいたり、皮膚の血管を広げたりすることで、体から熱を逃がして、体温を調節しています。5、6月ころの体の体温コントロールは、冬の状態のため暑さに対応できません。そのため、熱中症のリスクが高くなります。
無理のない範囲で汗をかいて、体温調節機能を高めることが大切です。体温コントロールを夏の状態にギアチェンジして、暑熱順化しましょう!

【「暑熱順化」で暑い夏を乗り切る対策とは!】

暑熱順化するために日常生活の中で、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。消防士は「暑熱順化トレーニング」を春先から行い、夏の猛暑に備えているそうです。個人差もありますが2週間前を目安に、暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、暑さに備えましょう!

【具体的な暑熱順化の方法】
・入浴(シャワーだけでなく湯船につかる)は2日に1回
・ウォーキングなら1日30分を週5回
・ジョギングなら1日15分を週5回
・サイクリングは30分を週3回
・筋トレやストレッチなど適度に汗をかく運動は30分を週5日〜毎日

【夏本番前に、慣らしておくのはエアコンも同じ!】

4月10日は、エアコン試運転の日「4運10(しうんてん)」です!
熱中症を防ぐためには、エアコンは必需品です。
暑くなる前に慣らしておく必要があるのは、実は体だけではありません。夏本番が来る前の今こそ、「エアコンの慣らし運転」、すなわち「エアコンの試運転」をして、ちゃんと使えるか確認することが大事です!

【エアコンチェック試運転の方法】
運転モードを冷房にして、温度は最低温度の16~18℃に設定します。そして、冷房で約10分運転させます。もし、異常がある場合、10分運転させれば検知できるそうです。また、「冷たい風がきちんと出ているか」、「異常を示すランプが点滅していないか」を確認します。さらに、約30分を目安に運転させて、「水漏れ、異臭、異音がしないか」を確認します。異常に気付いた場合、早めにあんしん電気さかいにご相談ください。

詳しくは→コラム Vol.4 エアコンの試運転は5月に!かんたん試運転のやり方!(+YouTube)

【電気代の高騰!熱中症に要注意の夏、その対策とは!?】

電気代の高騰で、いつもよりエアコンをできるだけ稼働せずに過ごす人も多くなるかもしれません。近年、熱中症発生場所の3~4割は住居で、昼夜問わず室内での熱中症の発生も多くなっています。熱中症は、死に至る怖い病気です。

エアコンを選ぶ時には、大きくは5つのポイントがあります。
電気代を抑えることができます
・部屋の広さに合わせた適切な冷暖房能力を選ぶこと
・省エネ性能が高いものを選ぶこと
フィルターの種類や掃除のしやすさに注目すること
自動フィルター掃除機能の有り無しに関わらず、フィルター清掃するだけで、格段に冷暖房能力は違います。電気代にも大きく影響する最重要ポイント!掃除のしやすいエアコンを選ぶこと!
困った時に電話がつながる安心(ダイキン)
・お客様相談センターのつながりやすさも考慮すること
お家時間を快適にすごすポイント
・騒音レベルに注意すること

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あんしん電気さかい フリーダイヤル 0120-50-3651 まで。
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