「教えて!あんしん電気さかいくん」コラム Vol.12

事務所の蛍光灯をLEDに替えたいけど、どうすればいいの?

こんにちは。あんしん電気さかい 酒井央員(ひさかず)です。
今回は、蛍光灯とLEDの特徴についての豆知識をご紹介します。

会社の事務所などの照明は、蛍光灯照明器具が一般的です。多く使用されているのは、40W(ワット)の蛍光灯(蛍光ランプ)、長さは約1.2mのガラスの直管。蛍光塗料が発光して光ります。(20Wの蛍光ランプは、長さ60cmくらい)

蛍光灯照明器具は、点灯方式の違いで主に3種類!

【ポイント】見分け方は、蛍光灯ランプの端に書いてあります!
FL、FCLから始める品番:グロースタータ形(グローが必要)
FLRから始める品番:ラピッドスタート形
FHFから始める品番:インバータ形(管が上2つより細い)

長期間使用した蛍光灯照明器具は、ランプだけ「直管形LEDランプ」に交換するのでなく、LED照明器具に交換することをおすすめします!

うちの事務所もそろそろLEDにしたい!今使用している蛍光ランプを外して、ホームセンターなどで売っている40W形相当の明るさのLEDランプ(以降、直管形LEDランプ)に気軽に交換するだけだと思いがちですが、実はそこには危険が潜んでいます!

「直管型LEDランプ」は、既設の蛍光灯照明器具との組み合わせを間違えると、火災の恐れがあります!

「直管形LEDランプ」は、既存の蛍光灯器具にサイズがピッタリ!そのまま取り付けることができる商品が、市場に多く流通しています。

しかし、電源の接続方法などがメーカによって仕様も多種多様で、そのまま装着可能とするもの、照明器具を改造して装着するものなどがあるので、購入の際は注意が必要です!既設の蛍光灯器具との組み合わせを間違えると火災の恐れがあります!

【ポイント】お使いの蛍光灯照明器具の種類(点灯方式)によって、
蛍光灯照明器具の改造が必要になります!※「電気工事士の資格」が必要です!

・グロースタータ形の場合
メリット :グロー球(点灯管)を取り外すだけで、一番手軽で簡単。
デメリット:残したままの蛍光灯用安定器の影響により、あまり省エネではない。寿命が極端に短い可能性がある。発熱発火の恐れあり。安全性と省エネ性能の面から、既設の蛍光灯の安定器を取り外すことは必須!

・ラピッドスタート形・インバータ形の場合
メリット :発火などの恐れがなく、長期にわたり安心して使用できる。
デメリット:最初に電気工事が必要。

蛍光ランプと直管形LEDランプ、「混在」がまねく危険性!

「直管形LEDランプ」が使用できるように一旦改造された照明器具に対し、使用してはいけない「蛍光ランプ」が誤装着(間違った接続)されることによる電源短絡などの感電事故や、照明器具の焦げや焼損などの事故は、火災を招く恐れがあります。

●直管形LEDランプ使用上の注意事項!

  • ・蛍光ランプと直管形LEDランプ、同室の「混在」は避けましょう!
  • ・直管形LEDランプ誤装着時の電源短絡などによる発煙、発火の恐れ
  • ・直管形LEDランプの過重量による器具からの落下の恐れ
  • ・直管形LEDランプ装着時の感電の恐れ

照明器具には寿命があります!耐用限度は15年。

10年以上使用した照明器具は、外観からわかりませんが、安定器やソケットなど各部品の劣化が進んでいますので、注意が必要です!

長期間使用した蛍光灯照明器具にそのまま直管LEDランプを装着し、さらに長期使用するのは危険です!

  • ・電気部品が長期間使用により劣化してきて寿命末期をむかえています。
  • ・照明器具反射板等の変色により反射率がダウン
  • ・長寿命のLEDランプへの交換で、劣化した電気部品を更に長期間使用するのは危険です。

※ 照明器具の適正交換時期は8年~10年です(電気部品関係劣化)
引用:(一社)日本照明器具工業会 ガイド111

LED照明器具へ交換をおすすめします!

ランプだけ直管型LEDランプに交換するのが一見お手軽のようですが、電気工事が必要な場合あり器具ごと替えるくらいの費用が掛かることもあります。内部部品も劣化して漏電の原因となります。
照明器具本体ごとLED照明器具に交換することをおすすめします!

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