「教えて!あんしん電気さかいくん」コラム Vol.10

「たこ足配線」便利の裏にある火災の危険性!

こんにちは。あんしん電気さかい 酒井央員(ひさかず)です。
今回は、たこ足配線の豆知識をご紹介します。

みなさんご家庭にあるコンセントの差し込みは、2口です。差し込み口が足りない時に便利な電源タップ(電源コード、延長コード、テーブルタップといった配線器具)は、とても便利でついつい電化製品をいっぱい接続して『たこ足配線』をしてしまいがちです。しかし、使い方を間違えると、火災に発展する事例が多く、死亡事故にもなりかねません。

電源タップの容量を超えていませんか?

電源タップには流すことができる電流の量が決められています。
(例)1,500ワットの電源タップの場合、
ホットプレート(1,200W)、こたつ(600W)を同時に使うと、合計で1,800Wとなり電源タップの定格1,500Wを超えてしまい危険です。使用する電気機器のワット数(消費電力)または電流を確認して、容量を超えないように使いましょう。

消費電力(W:ワット)=電圧(V:ボルト)x電流(A:アンペア)

右の写真の電源タップに「合計1,500ワットまで」と書いてあります。電圧は100ボルトなので、合計で15アンペアまで接続可能ということになります!

なぜ、たこ足配線が危険なのか!

電源タップには流すことができる電流の量が決められています。電源タップなどを使って「たこ足配線」をしていると、一度にたくさんの電化製品を使うことができるので便利ですが、電気を使い過ぎると電源タップなどが過熱してとっても危険!定格電流を超えた使用によるコードが異常発熱して出火する危険があります。

電化製品はコンセントから直接使うか、または電源タップの容量の範囲内で使うようにしましょう。

配線の危険チェックリスト

・電気製品の消費電力の合計が電源タップなどの最大容量を上回る →使わない家電はしまいましょう!

・コンセントプラグにほこりがたまっている(トラッキング現象で発火の恐れがあり) →乾いた布で時々掃除しましょう!

・電源タップを5年以上使っている →5年以上使っている古い電源タップは、取り替えましょう!

・コードを束ねて使っている →コードが過熱して火災の原因になる恐れあり。コードをほどきましょう!

・コードやプラグが熱くなっている →コンセントから抜きましょう!古い家電は点検を!

・コードが家具の下敷きになっている →出火の原因になり危険です!

・コードを動かすと製品がついたり消えたりする →コンセントから抜きましょう!古い家電は点検を!

たこ足配線の事故

【NITE製品安全】気を付けて!誤った使い方でテーブルタップが発火
(動画資料:YouTube 2分30秒)
(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)

下の写真は、実際に弊社でお伺いした電源コード(古い延長コード)の例です。

古い電源タップ(延長コード)を長時間使用してコードが発熱して、コンセントプラグ(差し込み部分)が溶けたり、コードがショートして発火した危険な事例です。皆様もお気をつけ下さい。

コンセントの増設も要検討

コンセントを「たこ足配線」して使用するのは、誰でも簡単にできるため多くのご家庭で利用されていることでしょう。

しかし、便利な反面、火災などのトラブルが起こってしまう危険もあります。事故を防ぐためには、接続する電化製品の電気容量(ワット数やアンペア)を意識して使用するほか、定期的にほこりの掃除をすることが大切です。

「たこ足配線」が不安、安全に利用していけるか心配という時は、コンセントの増設もひとつの選択肢です。その際は、電気工事士の資格をもつ業者におまかせしましょう。

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